フィラリア症



フィラリア症とは ・・・・ そうめん状の寄生虫が心臓や血管にすみつく病気です。
(成虫になるとメスで約30cm・オスで約15cmになります。)
原因 ・・・・ フィラリアは蚊が媒介するので、夏を越すたびに感染率が
高くなります。
フィラリア感染犬の血液を吸引した蚊が他の犬をまた
吸血する時に感染を引き起こします。
予防をしないと ・・・・ 初期〜中期は無症状ですが、中期〜末期にかけて
●食欲低下 ●散歩に行きたがらない ●毛づやが悪い
●息が荒い ●せきが出る ●運動後、失神して倒れる
●おしっこが赤茶色(血色素尿) ●腹水
などの症状がみられるようになります。
知らないうちに悪化して肝臓・腎臓・肺などの多くの
臓器に異常をきたします。
犬たちの死因の多くが犬フィラリア症です。
予防法は? ・・・・ 蚊の感染が始まって1ヶ月後から、感染が終わって1ヵ月後
(水海道地区では5月〜11月)までの期間、1ヶ月に一度
予防薬を投与する方法の他に、
1回の接種で6ヶ月間の予防ができる注射薬があります。
(注射の予防では予防期間が1ヶ月不足しますので
予防の最初の1ヶ月もしくは最後の1ヶ月に予防薬を投与しないと
完全な予防にはなりません。)


2003年からは頚部(首の後ろ)皮膚に滴下する
スポットオンタイプの予防薬も出ました。
これはフィラリア予防と併せてノミ駆除もできます。

内服薬、注射薬、スポットオンタイプ、いずれも
  処置前に血液検査が必要です。
  詳しくはスタッフにおたずね下さい。
 
  *フィラリア予防薬の投薬は途中でやめてしまったり、
   1ヶ月でも忘れたりしては、せっかくの投薬も完全とはいえません。
   投薬は最後まできちんと。それだけは忘れないでください。

     

                        
心臓に寄生したフィラリア成虫こうなる前に・・・ 是非フィラリア予防をしてあげて下さい。


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